ログハウスはその昔、丸太小屋と言うくらい全てにワイルドな存在だったのです。
特にカナダ系のハンドカットログハウスは建築士としての所見では
話にならないくらいのメンテが必要で、神経質な方にはふむきでした。
家族がいつもネルシャツとジーンズでファーマーストーブで家の中で
煙がもくもくでも平気で、奥様が消してナイロンのストキングや白いブラウスなど
お召しにならないような、実にワイルドな生活スタイルであれば、
話は別ですがそうもなかなか行きません。

その点、フィンランド北欧ログハウスは産業革命がイギリスから起こり、
物の良し悪しなど厳しい目をもっているイギリスの国民性が認めるログハウスは
北欧のマシンカットログハウスでした。インテリジェンスの高い精緻な精度、
住む人に実にアメニティーでストレスを与えないどころか癒しの空間です。
事実、メンテナスもあまり必要で無くなっています。

ログハウスはその価値が時代と共に高まり、現在では自然素材を使用している
建築学的にも人間本来の住居、天然自然木の塊として高級品として扱われています。
素材感、意匠面だけでなく、昨年の実代振動試験等で一般の在来木造住宅とは
比較にならない程の耐震性も証明されて、益々住宅としての需要も高まっています。
BB設計チームでデザインする北欧マシンカットログハウスの8割は永住住宅です。
これはクオリティーの良さを実績の中で意味します。
今回、住宅向けログハウスの壁や木製建具の防水性、断熱性、遮音性を更
に向上させようと思い取引き先のメーカーより各種ログハウス専用のパッキン材や
本場フィンランド国からシーリング材を取り寄せてみました。

昔から使用している馴染みの有るものから、最新の素材と形状の物まで様々です。
これらは防水用ゴムですが、よく見ると断面形状がデザインされていますし、
色合いも豊富です。あまり目に触れないパーツですが、ヨーロッパのデザインに
関する意識の高さなのでしょうか?
こだわりを感じます。やはり見えなくなるところにも「デザイン」です。
以前、マカロニ・パスタのデザイン展を見たことがありますが、実は生活の全ては、
デザインから成り立っているのです。
そんなこんなで、サンプルを隈なく見ましたが、残念ながらカリDAIの目にかなう
物はなく、メーカーによっては値段を安く出すと言う所もありましたが全品不合格で
採用品は無でした。何がきにいらないかと・・・デザインが悪いのです。
現在の物の方がまだ良いことと、性能的には満足している現状でもあります。